今回の３年生の発展問題は、長い長さの活用問題です。１つの場面で、たくさんの問題を取り上げました。
（１）と（２）は、ごく普通の問題です。しかし、（４）では、（２）の答えを活用してもできるものにしました。
（３）は、一見、曲線の道の８００ｍを使ってしまいがちです。すると、800+200+300＝1300となり、1300ｍになります。しかし、少し戻るように警察署を通れば、100＋600＋200＋300＝1200となり、1200ｍになります。こちらの方が近道です。
（４）は、（２）の答えが１kmであることを上手に使えば、簡単に求めることができるのです。
（５）でも、りさの家からコンビニまでの道のりを800+200＝1000と求めがちです。よく考えて近道を考えるようにしてほしいです。
（６）のように、途中で二人になるような問題は、なかなかないでしょう。この問題で、
「りささんが歩いた道のりはどれだけでしょう。」としたら、クイズになってしまいますね。(^o^)
（７）は、長さが分かっている問題です。コースを見付ける楽しさがあります。その際、１周がちょうど２ｋｍになるコースを発見できると、簡単に解決することができます。西山公園が１周２ｋｍなので、目に入りやすいですが、ここを使うと、コースが複雑になってしまいます。
逆に、コンビニまでが１ｋｍなので、往復５回走るとしてもよいですね。
中には、「警察署までの１００ｍを往復５０回走ればいいよ。」という子も出てくるかもしれません。
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