今回の4年生の大問1では、平角を扱いました。教科書に載っていますが、あまり扱われません。
大問2では、2直角が180°であることから、ひき算を使って角度を求めます。
大問3は、2枚の三角定規を組み合わせたときにできる角度の問題です。
15°、30°、45°、60°、75°、90°、105°、120°、135°、150°、
180°を求めさせる問題は、できます。15の倍数となっていますから、165°もできそうです。そこで、次のように2枚の三角定規を組み合わせてみると、165°を作ることができるのです。ところが、三角形の内角の和が180°であることを使わないと、165°を求めることができません。5年生の学習に深入りしてしまいます。
分度器で測ってもよいから、2枚の三角定規で165°を作るにはどうしたらよいかという問いをもたせて、取り組ませるのも思考力を伸ばす活動になります。
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