今回の5年生の発展問題のテーマは,「単位量あたりの大きさ」です。
大問1~5までに共通することは,単位量あたりの大きさを2段階で求めることです。
教科書ではおそらく1段階で終わっていることと思います。
大問1(2)では,全てを子どもと考えて12+7×1.5=22.5で22.5人とすることもできます。そうすると,15750÷22.5=700となり,子どもの入場料が先に分かります。
大問2(1)では,1620円では10L買えるから40Lの四分の一を求めて,328÷4=82(km)とすることもできるでしょう。
大問3では,初めから100mLあたりを捉えて,250÷10=25,570÷15=38として求める方法もあります。
大問4では,65kmを走るのに21-16=5(L)必要であったことから,その2倍の130kmを走るのには10L必要であると考える方法もあります。
大問5も別解はありますが,複雑になりすぎるので解答例のほうがよいでしょう。
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