今回の4年生の発展問題のテーマは,「小数のかけ算とわり算」です。
大問1では、試行錯誤でやるとまずできません。積が100になる数を見付けることがポイントです。乗数が2桁ですから、2×50=100とか、4×25=100とか、5×20=100を見付けるのは、たやすいのではないでしょうか。
2.00×50=100
4.00×25=100
5.00×20=100
問題は、ここからです。500を半分にすれば250、被乗数を半分にしたから乗数を2倍にして40。つまり、2.50×40=100も答えです。
さらに250を半分にすれば125、被乗数を半分にしたから乗数を2倍にして80。つまり、1.25×80=100も答えです。
しかし、これ以上われません。そこで、今度はかけてみましょう。1.25を5倍すると
6.25、被乗数を5倍にしたから乗数を5分の1にして16。 つまり、6.25×16=100も答えです。
大問2では、「①から④まで関連していて、何かきまりがあるんじゃないかな?」と考えると、早く解決できます。
そのきまりに気付けるように配列しました。両辺の数字を比べてみると、並んでいる順が逆になっています。
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