今回の5年生の発展問題のテーマは、小数のわり算と、きまりの活用です。
大問1の①では、
7÷2.2=3.18181818…となって,循環小数となります。小数部分が181818…と数字が2個ずつ繰り返すので,小数第百位までには,100÷2=50で,50回繰り返すことになります。
したがって,答えは8です。
大問1の②では、
5÷3.7=1.351351…となって,循環小数となります。小数部分が351351…と数字が3個ずつ繰り返すので,小数第百位までには,100÷3=33あまり1で,33回繰り返して1余ることになります。
したがって,答えは3です。
大問2は、単に計算をするだけで終わるのではありません。割っても割っても答えに同じ数字がなかなか出てこないという不思議な問題です。
4.853÷7=0.693285714285714285714…となって,循環小数となります。
0~9までの数字が全部出てきて,やっと小数第十位で同じ数字が出てきます。
したがって,答えは小数第十位です。子供たちに人気の問題です。
大問3は、小数のわり算を離れて、数遊びとしました。5が4つというのはよくある問題ですが、ここでは難易度を上げて、5が5つだったら…にチャレンジです。方法は1つとは限りません。
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