今回の4年生の大問1は、東北の桜を見に行ったのに散っていたという残念な思いがあったから生まれたものです。そう言えば、今年は3月20日に開花宣言がなられましたが、予想通りだったのかどうか調べてみました。
その都市の2月1日から最高気温をたしていって、600度をこえた日が開花日という「600度の法則」で、当たっているのか、当たっていないのか興味津々です。
用意した資料は2つ。1つは、表です。資料の活用能力を伸ばすために、あえて関係のない内容を入れました。この表で、2月1日から3月20日までの最高気温をの和を計算すればできます。しかし、面倒ですし、計算間違いをしそうです。
「合計」の欄があることに気付けば、2月の分は和を求めなくてよいことに気付きます。
3月の分は、3月21日から31日までの気温の和を求めて、合計から引けばよいと能率的に考える子もいるかもしれません。
もう1つの資料として、折れ線グラフがあります。これをよく読み取れば、3月17日までの最高気温の和が分かるようにしました。こうして、表とグラフを両方活用して処理する能力を伸ばしてほしいです。
大問2は、数遊びです。発展問題1の本質をあまりにも早く見抜いた子に対応して作りました。
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