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  • 執筆者の写真kazu

2022年 学級経営20(100マス作文を書こう)その2

更新日:2022年6月13日

1 100マス作文の指導過程

 10分間という短い時間ですが、次のように行うのが基本です。「先生、待ってください。」と言われてもいちいち反応しないで、きちんとできている児童に合わせて進めます。

時間

学習活動

指導上の留意点

1分

・配られた原稿用紙に学習日と名前を書く。

・校長先生のお話を思い出す。

​・配りながら、「校長先生のお話について覚えているかな?」と声を掛ける。

1分

・のり付けしてポートフォリオにする。

・B5なので、上部のみ貼らせる。

2分

・担任のトピックを聞く。

・書き出しを意識する。

​・簡単な話を1分間ほどでする。

・「書き出しが決まったかな?」と声を掛ける。

3分

・トピックスから1つ選び、100マス作文を書く。

・トピックスとは、校長先生のお話、担任の話、その他。

・デジタルタイマーで残り時間を示し、教師はしゃべらない。

1分

・五七五に要約する。

1分

・指名された児童は原稿用紙を回収する。

予備1分。

2 評価


褒めて褒めて褒めまくることが基本です。例を示します。


① 作文の形式について


〇100マスしっかり書けたね。

〇字がきれいだね。

〇ていねいに書けたね。

〇会話が入っているね。

〇主語述語が書けているね。

〇句読点がしっかり書けているね。

〇始め・中・終わりの構成ができているね。

〇段落ができているね。

〇順序よく書けているね。

〇擬態語をほめる。「にっこり」「ゆらゆら」 という言葉がいいね。

〇擬音語をほめる。「がたがた」「わんわん」 という言葉がいいね。

〇書き出しが音で始まっているのがいいね。

〇「例えば」を使っているのがいいね。

〇「もし」「たとえ」を使っているのがいいね。

〇「から」「ので」を使っているのがいいね。

〇接続語を褒める。

〇5W1Hを褒める。

〇書こうと努力していたことを褒める。

〇最後の行まで書けてすごいね。


②作文の内容について


〇題材がいいね。

〇先生の話をよく聞いていたね。

〇ユーモアがあるね。

〇新しい発見をしたね。

〇鋭い考えだね。

〇面白いね。

〇楽しい内容だね。

〇明るい内容だね。

〇考えがよく伝わってくるよ。

〇よく知っているね。

〇分かりやすいね。

〇思ったことがよく書いてあるね。

〇~さんらしさが出ているね。

〇世の中のことをよく見ているね。

〇数字が入ってよく分かるね。

〇勇気があるね。

〇優しいね。

〇五七五がよくまとまっているね。

〇五七五が内容にぴったりだよ。



100マス作文原稿用紙
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