首都圏の水がめの一つである,下久保(しもくぼ)ダムに行ってきました。
下久保ダムは,群馬県藤岡市と埼玉県児玉郡神川町(こだまぐんかみかわまち)にあります。JR高崎線新町(しんまち)駅を下車し,日本中央バス奥多野線に乗って1時間弱。ダムサイトという停留所で下車しました。
下久保ダムは,堤高129mの重力式コンクリートダムです。ダム湖の名前は,神流湖(かんなこ)です。神流川をせきとめたことから名付けられました。
ダム湖百選の一つであることをこの時初めて知りました。
このダムの特徴として,角張っている外観が挙げられます。
ダムの上を歩けるのですが,605mもあり,日本一の長さになっています。
ダム湖の真ん中が県境なので,ダムもここで分かれています。右足を群馬県に,左足を埼玉県に置いて遊んでみました。
ここで下を覗いてみました。
おお、高いな。
ダムの上は,車も通れる道です。
ダムカードをいただきに,ダム管理所までテクテクと小山を登ります。
小山のいただきでダムカードをいただきました。ダム管理所の展望台から写真をパチリ。カードがボケました。
今度は,ダムの下を歩くことにしました。
ここには,国の名勝及び天然記念物の「三波石峡(さんばせききょう)」があります。ここはかつてダムができたために水が流れなくなり,荒れ果てて景観が変わってしまったそうです。そこで,水を流したのですが,簡単には元に戻らなかったそうです。土砂をドシャッと流すようになって初めて環境が元に戻りつつあるとのことでした。
ダムのそばの三波石峡です。
豊かな自然に癒やされました。
橋の上から見た景観です。これが1.5kmほど続きます。川に沿った遊歩道はありません。ところどころで,川に降りられます。
道の駅「上州おにし」まで歩きました。「おにし」とは、「鬼石」という土地の名です。
お目当ての下久保ダムカレーを食べました。ダムの外観の特徴である,角張ったところを上手にごはんで表現してあります。唐揚げ2個と手作りコンニャクのフライを三波石に見立てて添えてありました。面白いし,おいしかったです。
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