桜で有名な目黒川がTVで放映されたときに、北沢川の存在を知りました。そこで、源流を目指して歩くことにしました。
田園都市線池尻大橋駅で下車し、目黒川緑道へ向かいました。
この辺りは、小さなせせらぎがずっと続きます。近所の方でしょうか、5人がせせらぎを掃除していました。きれいな環境をキープするには、やはり人の力が必要です。
鯉が何匹も泳いでいました。
右が北沢川緑道、左が烏山川緑道です。右に進みます。
桜並木とせせらぎがずっと続きます。4月の初めにまた来たいです。
ところどころに、このような橋があります。かつては、川が流れていたことが分かります。
上は看板の写真です。せせらぎの水は、東京都下水道局落合水再生センターの再生水を水源として、代沢せせらぎ公園の浄化施設でさらに浄化して流しているそうです。
看板の写真で北沢川の歴史を知りました。初めは、農業用水として利用されたそうです。
昭和30年代になると、生活用水で川が汚れました。
やむなく暗渠化し、下水道幹線になりました。
その上部が緑道として整備されました。その後、その緑道も老朽化し、生き物や自然にやさしい環境づくりを目指して、地域と一体となって、せせらぎを復活させたそうです。
北沢緑道の桜並木と代沢の桜祭りは、区民によって選ばれた世田谷百景の1つだそうです。
せせらぎは、環七を過ぎるとなくなります。しかし、かつての川の雰囲気は残っています。
今日は、小田急線梅ヶ丘駅で乗車して帰りました。
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