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執筆者の写真kazu

清澄庭園

更新日:2022年6月19日


昨日,都指定名勝「清澄庭園(きよすみていえん:江東区清澄3丁目)」へ行ってきました。一説には,江戸の豪商である,紀伊國屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん)の屋敷跡と伝えられています。1878年に岩崎彌太郎が取得し,1880年に「深川親睦園」を開園しました。その後,隅田川の水を引いた池,築山,名石(めいせき)を配して,明治の代表的「回遊式林泉庭園」として完成しました。池に突き出るようにして建てられた数寄屋造りの建物を「涼亭(りょうてい)」と言います。1909年に国賓として来日したイギリスのキッチナー元帥を迎えるために岩崎家が建てたそうです。

 池のほとりには,石が点々と置いてあり,歩けるようになっています。池を眺められるだけでなく,歩き進むにつれて景観が変化するように設計されています。これを「磯渡り」と言います。

上の写真は,池の中にある島へ渡れる橋です。

「古池や かはづ飛び込む 水の音」という松尾芭蕉の最も有名なこの句を刻んだ石碑が,立てられています。この石碑のためか,池にたくさんのオタマジャクシのたまごがありました。もう少しでかえると思われます。(^o^)

清澄庭園の現在の花は,梅が少々。そして,これは何のつぼみでしょうか。カンヒザクラだと思うのですが…もう少しで咲くところです。


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