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  • 執筆者の写真kazu

殿ヶ谷戸庭園

更新日:2022年6月18日


 今日は,天気がよく,JR中央線国分寺駅の駅前にある殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園に行ってきました。ここは,武蔵野段丘の「国分寺崖線(がいせん)」と呼ばれている段丘崖とその下にある礫層から流れ出る湧水と雑木林を利用して作られた近代の別荘庭園です。

 三菱合資会社の社員で,後に貴族院議員にもなった江口定條(えぐちさだえ)は,この地に別荘を構え,「随冝園(ずいぎえん)」と名付けました。1929年,三菱合資会社の取締役であった岩崎彦彌太(ひこやた)が江口家から別荘を買い取り,1934年に庭園建築として紅葉亭を新築するとともに,前面の芝生地と崖線下方の湧水を結んで,回遊式庭園を完成させました。国の名勝に指定されています。面積は21123㎡,入園料は150円の都立庭園です。

 上は,岩崎彦彌太の別邸として1934年に建てられた洋館です。この前には,芝生地が広がる洋風庭園があります。この下には,湧水を利用して作られた次郎弁天池を中心とした和風庭園があります。途中の斜面には,福寿草やカタクリの花が咲いていました。

和風庭園に向かう道には,孟宗竹(もうそうちく)の竹林がありました。

地下水の湧水量は,1分間に平均約37L。水温は,年間を通して15~18℃だそうです。

上に見えるのは,紅葉亭です。

井戸水を利用した鹿(しし)おどしがあり,庭園に響く音が風情を醸し出していました。

素敵な庭園で,また行ってみたいです。

 昼ごはんは,この庭園とは全く関係なく,CoCo壱番屋で,新メニューの「スパイスカレーTHEローストチキン」を食べました。辛みの強いカレーで,コーンサラダ(別注文)との相性がよかったです。赤たまねぎのピクルスも載っていて,カレーに合っていました。おいしかったです。

 午後は,青梅の小学校へ行き,金管バンドのコンサートを聴いてきました。元同僚の教員が音楽専科として活躍しています。心に響く音楽でした。


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