今日は,文京区白山にある「小石川植物園」へ行ってきました。ここは,正式名称を「国立大学法人東京大学大学院理学系研究科附属植物園」といい,植物学の研究・教育を目的とする東京大学の教育実習施設です。
その歴史をたどると,1638年にさかのぼります。この年に徳川幕府は,江戸の南と北に薬園を設置し,1684年に麻布南薬園を小石川御殿内の北側に移したことが始まりです。1868年には東京府の所轄大病院附属薬園となり,1877年には,東京大学附属となりました。
日本最古の植物園であり,面積は161588㎡で,2012年には国の史跡および名勝に指定されました。入園料は400円です。
園内は,台地,傾斜地,低地,泉水地があり,地形の変化に富んでいます。
台地には,桜がきれいでした。
タンナアカツツジが満開でした。
傾斜地の途中です。高低差が分かります。
低地に下りると,なんとミズバショウの花が咲いていました。
赤い建物は,「旧東京医学校本館」(重要文化財)です。1969年に本郷構内から移築したものです。
徳川5代将軍綱吉が幼い頃に住んだ白山御殿を忍ばせる日本庭園です。