旧中山道沿いに三学院があります。大変大きなお寺で,よく手入れがされており,必ず訪れたい所です。正式には,金亀山(こんきさん)極楽寺三学院というそうです。本尊の木造十一面観音菩薩立像が平安時代後期の作であることなどから,かなり昔に創建されたと考えられています。
水舎(みずや)に金の亀があります。
六地蔵は,江戸時代初期の石造物で,蕨市内最古のものです。右の奥にある子育て地蔵は,高さが2.4mあり,蕨市最大のものです。
三重の塔もあります。
本堂です。本当に大きいです。
しばらく,およそ1kmで蕨宿の終点です。蕨には,三つの火の見やぐらがあったそうです。
昔の面影が偲ばれます。
交番も景観を考えて素敵な形になっています。それもそのはず,けいかんがいるのですから。
倉もありました。
東京外環自動車道が見える所に,一里塚の跡がありました。
浦和宿に着きました。上の写真は,関元屋(せきもとや)です。材木商,よろず商いだったそうです。この建物は,1916年頃のものだそうです。店先の井戸は,「お助け井戸」と呼ばれ,関東大震災や東京大空襲で逃げた人々を助けました。
浦和駅から10分ほどの所に,調(つき)神社があります。社名の「ツキ」により、狛犬ではなく狛ウサギがある神社として知られています。
境内の入口には,ウサギがいます。
水舎の水もウサギの口から出ます。
池には・・・
ああ,やっぱり。
子供たちにも人気のようです。