ラインズeライブラリにチャレンジする。
「まなびポケット」の中に、「ラインズeライブラリ」というアプリが入りました。実は、本校が所属する自治体では、5,6年前まで、このアプリの前身にあたるものを採用していました。当時パソコン室で子供たちにチャレンジさせていたことを思い出しました。個に応じるアプリで、解答する児童の能力に応じて、問題が変わるという画期的なものであったことを記憶しています。導入するには、多額の費用が必要だったと思うのですが、活用する教員がだんだん減り、ついには、打ち切りになってしまったようです。
「ああ、あのアプリが復活したんだなあ。」と思うと同時に、「どれほど進化したのか見てみたい。」と思いました。
今日は、3年生にこのアプリの使い方を教えました。
①「まなびポケット」から「ラインズeライブラリ」を押します。
先生用PCでは、ここで、指導用の画面が出てきますが、今は、とばして、「教材検索」を選びます。
②「単元から探す」を押すと、算数の単元がずらりと並びます。ここで、「教科」を押せば、他の3教科が選べます。
③試しに、算数の単元の「かけ算」を押してみます。
④すると、そこには、「解説」「ドリル」「確認テスト」「図版集」の4つのコンテンツがあります。
⑤そこで、試しに、解説編「10や0のかけ算」を選んでみます。
⑥すると、「10や0をかける計算について考えましょう。」と投げかけ、教科書のような解説が表示されます。これだけでは、子供たちが飽きてしまうのではと考えられていて、解説教材「確認問題」が用意されています。
⑦「確認問題」を押すと、「そこには、□にあてはまることばや数を答えましょう。」とあり、穴埋め問題になっています。□を押すと、答えが現れるという仕組みです。
⑧次に、ドリル編「0のかけ算」を選んでみます。すると、教師用PCには、「問題文のみ表示」「解答表示」「解答解説」「ヒント!」「判定」という表示が出ます。子供たちのPCには、これが解答状況によって個別に出てくるわけです。子供たちは、100点を取りたくて、何度でもチャレンジします。そのうちに、子供たちは、「先生、タッチペンを使っていいですか。」と言い出しました。許可をすると、次々と使い出しました。使いたかったのか、それとも、使いやすかったのか分かりませんが・・・
⑨さらに、確認テスト編「かけ算」を選んでみます。単元で学習する基本的な問題が次々と出てきます。間違えると、解説文が出てきます。
3年生の子供たちは、「1分で100点になった。」などと、言い出しました。取り組んだ時間も出てくのですね。そして、口々に「家でもやっていいですか。」と言い出しました。もちろん、OKです。主体的に取り組むのが一番です。進化しました。
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