1 はじめに
例年は、夏休みドリルを私費で購入し、宿題としていました。しかし、今年は、一人一台のPCを活用するということで、ラインズeライブラリで夏休みの宿題としました。
2 夏休みの宿題の内容
7/21に出した宿題ドリルとテスト<〆切7月28日>
①算数「かけ算」
②国語「漢字の読み書き」
③理科「自然の観察」
④社会「学校のまわり」
7/21に出した宿題ドリルとテスト<〆切7月29日>
⑤算数「時刻と時間の求め方」
⑥理科「たねまき」
7/22に出した宿題ドリルとテスト<〆切7月30日>
⑦算数「重なりに注目して」
⑧理科「昆虫の育ち方」
7/22に出した宿題ドリルとテスト<〆切7月31日>
⑨理科「葉・くき・根」
7/22に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月1日>
⑩算数「長いものの長さの測り方と表し方」
7/22に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月2日>
⑪社会「市の様子」
7/22に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月3日>
⑫算数「暗算」
7/23に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月4日>
⑬理科「ゴムや風の力」
7/23に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月5日>
⑭算数「あまりのあるわり算」
7/23に出した宿題ドリルとテスト<〆切8月6日>
⑮算数「大きい数のしくみ」
なるべく早くICTの夏休みの宿題の全体像を知らせるとともに、締切日をずらすことで子供が安心感をもつようにしたつもりです。
また、内容は4~7月に普段の宿題として出したものです。1組も2組も出しましたので、学年として各クラス共通しています。
基礎基本の内容を定着させるために、テストをやっていない子供や81点以上が取れなかった子供には、再テストを一人一人に送りました。これも学年単位として行いました。
このように、成績に応じて一人一人に対応できるところが大変よいところです。
3 宿題の状況の確認の仕方
教師が出した宿題の状況を確認する方法を示します。例として、夏休みの宿題①算数「かけ算」を取り上げてみます。
初めの画面で、「学習指示へ」を選びます。
次の画面の上部は、次のようになっています。「とても良く理解できています。」と出ていますが、信用してはいけません。宿題の場合、やっていない子供の分の成績が入っていないからです。
この画面で、「テスト結果詳細」を選びます。
上の表で、81%が取れていない子供の氏名をメモしておきます。0%というのは、テストをやっていないことを表します。
上の場合では、A、D、Eが不合格です。
同じようにして、前の画面に戻って、クラスを2組に替えて、同様にやっていない子供を含めた不合格者を調べます。
このように、調べなくてはならないのは、このソフトはテストを全員が受けていることを前提としているからです。このソフトには、「前回の結果に応じて」というボタンがあり、〇〇点以下の児童を検索して対象者を確認してから再テストを出す機能があります。
一見よさそうなのですが、実はやっていない子供を検索できないのです。
したがって、不合格者を全員ピックアップしてグループを作ることにしました。そのグループにだけ、再テストを流すという考えです。
4 不合格者のグループの作り方
前の画面で、「グループ管理」を選びます。
グループ名に「夏算かけ算」(任意)と入れ、左側の1組の名簿の□に不合格者のチェックを全て入れて、→を押します。
次に、「クラス選択」を選んで、2組の名簿を表示させ、同じようにやります。
右側に不合格者のグループができたら、「全選択」をチェックして、「1件登録」を選びます。これで、
『夏算かけ算』グループができました。
5 不合格者だけに再テストを一斉送信
今度は、不合格者だけに、「かけ算」の再テストを一斉送信します。「グループ管理」の左にあるボタン
「学習指示を出す(任意設定)」を選びます。
すると、次のような画面が出てくるので、「確認テスト」を選びます。
「選択」を押して、先ほどの「夏算かけ算」を選択すると、「未設定」→「夏算かけ算」になります。
名称を決めて入力します。この名称が送られます。 次に、「設定」を押し、単元を入れます。正しく入れると、「新しい算数3かけ算」と表示されます。
あとは、今までと同じように、「期限設定モード」で提出期限を決め、「出題する」を押せば完了です。
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