ラインズeライブラリで宿題を出す
1 はじめに
全国の小中学生に一人一台の学習用PCを配備する「GIGAスクール構想」で導入されるPCは、半数近くがchromebookであることが分かりました。民間調査会社「MM総研」が全国の自治体に調査した結果、回答した1480自治体のPCの合計台数は740万2074台で、そのうちchromebookが327万8110台でした。
iPadは、キーボードやタッチペンなどが別売なので、安価で済むchromebookが選ばれたようです。本校が所属する自治体は、おそらく安価だけでなく、機能を考えて採択したと思われます。実際に授業等で使ってみて、使いやすいので、自治体に感謝したいです。
2 ラインズeライブラリで宿題を出す
今回は、宿題の出し方です。子供たちは、PCでドリルを自由にやってよいと言われてもなかなかやれません。どうやったらよいかが分からないからです。やはり、教師が御膳立てをする必要があります。
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ラインズeライブラリのアプリをクリックすると、 上のような画面が出てきます。
ここで、「学習指示へ」をクリックします。すると、下のような画面が出てきます。
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この画面から学習指示を出すには、3通りあります。「学習指示を出す(任意設定)」か、「教科別学習指示へ」か、「平均学習時間」の右下にある→をクリックすることで、学習指示を出すことができます。
この中で、私が一番簡単だと思うのは、→ をクリックするやり方です。
では、試しに社会の学習指示を出してみます。実は→は、ボタンではなく、社会の部分全体がボタンになっています。ですから、「社会」を押してもかまいせん。すると、下のような画面が出てきます。下の例では、過去にやってあるので、平均点が出ていますが、初めての場合は、全て未実施・未学習です。
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まず、「学校のまわり」の単元で、ドリル学習の学習指示を出してみます。「自動個別課題」を押すと、下のような画面になります。
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「個別出題」「期限設定モード」にして、期限を設定します。あとは「出題する」を押せば完了です。
次に、確認テストのテスト指示を出してみます。 「テスト指示」を押すと、下のような画面になります。
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「クラス全体」にして、あとは、ドリル学習と同じ設定になります。
これだけで、宿題を出すことができます。
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