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大菩薩嶺は,山梨県甲州市にあります。10月22日(土)に登頂してきました。
大菩薩嶺は,日本百名山の一つです。この辺りの山は,大菩薩連嶺(だいぼさつれんれい)といって、はっきりとした山容が見られません。そこで,大菩薩嶺は,「大菩薩山」ではなく山の高いところを表す「大菩薩嶺」という名前になったようです。大菩薩嶺は,大菩薩連嶺の最高峰ということになります。
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2000m級の山とはいっても,1600mの大菩薩嶺登山口の上日川(かみひかわ)峠までバス便が通っていますので,初級の山です。紅葉が少しありました。
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雷岩のところの絶景です。ガイドの方の話では,晴天ではなくて正解だったらしく,富士山も全容を見ることができて感激しました。
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雲間からの光の筋が遠い山を幻想的に醸し出していました。
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大菩薩嶺2057mの地点です。
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稜線を歩いていて目にした鹿にびっくりです。
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歩いていたときでしたが、若い2人の青年が弁当を広げていました。すると,「あっ」と声がしたので思わず見てしまいました。甘辛団子入りのプラスチックケースがなんと蓋が開いたまま地面に真っ逆さま…そっと拾ったものの団子には土が…
そのときです。隣の青年がこう言いました。「野生になれ!大丈夫だ。」
その後のことは,どうだったか分かりません。どんどん先に進まなければならないパーティだったもので…ちょっぴり知りたいな。
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稜線からの眺めも最高です。手前の湖は,上日川湖(大菩薩湖)です。
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刻々と変わる風景に体が吸い込まれそうになります。大菩薩湖の色も変わっていました。
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午後4時の富士山です。夕日が下から照らしているかのようでした。
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