東海道五十三次の最初の宿場町だった品川宿は,現在どうなっているのでしょうか。歩いてみました。
JR品川駅高輪口から京急が走るそばを歩き,八ツ山橋(上の写真)を渡ると,北品川商店街の入口があります。
少し寄り道をして,運河に出ると,屋形船が停泊する「品川浦船(urafuna)だまり」があります(写真下)。かつては,ここが海岸線だったそうです。
旧東海道に戻ってしばらく歩くと,本陣が置かれていた「聖蹟公園」があります。江戸時代の本陣は,宿場で大名や旗本などが休息や宿泊をする所でした。明治時代には,天皇の行在所(anzaisho)になったことで,「聖蹟公園」と命名されているそうです。
旧東海道の雰囲気は,御覧のようです。
商店街だけあって,いろいろなイベントをやっていました。今日は,つきたてのお餅を100円でいただきました。
北品川宿と南品川宿を流れる目黒川にかかる品川橋を渡りました。江戸時代には境橋と呼ばれていたそうです。
この近くに北品川宿鎮守の品川神社(1300年前創建)がありました。
暖冬で,もうウメの花が咲き始めていました。びっくりです。
しばらく南へ歩くと,江戸六地蔵の品川寺があります。「しながわでら」ではなく,「ほんせんじ」です。お地蔵さまは高さが4.8mあります。
品川寺から40分ほど歩き,立会川駅の方へ寄り道すると,「坂本龍馬像」があります。1853年のペリー来航の折,坂本龍馬は土佐藩品川下屋敷の近くにあった砲台の警護に当たっていたそうです。20歳です。
さらに10分ほど歩くと,「鈴ヶ森刑場跡」があります。平井権八や八百屋お七などがここで処刑されたそうです。
さらに20分ほど歩くと,大森貝塚遺跡庭園に着きました。
1877年,アメリカの動物学者エドワード・モースが新橋に向かう汽車の中から大規模な貝塚を発見した所だそうです。
約7.5km,約15000歩を歩きました。
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