少人数指導でスクールタクト
1 はじめに
スクールタルトは、クラスのメンバーしかできないと思い込むと、算数少人数指導で使えなくなります。
しかし、そのような場合でも「受講コード」を使えば可能になります。
そこで、3年生の「たし算とひき算の筆算」の単元で、発展コースを対象にして、授業をしてみました。
2 誰でも受講の授業を作成する
授業作成場面で、右下の+を押します。
すると、次の画面が出てきます。
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*のところは、必須なので、▼を押して、必要事項を記入します。右下の「作成」を押すと、できあがりです。この1回だけで、その単元の授業の習熟度別コースメンバーで活用することができるようになります。受講コードが表示されるので、このコードをそのコースの子供たちに教えます。すると、子供たちが受講できるようになります。受講コードは、1回入れてしまえば自動的に保存され、その単元ではコードを入れなくても有効になります。
3 単元を作成する
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4 ワークシートを作る
3年生のたし算とひき算の筆算の単元では、3けたの数になっても、2年生で学習したことを生かして、同じように計算できることがねらいとなっています。 繰り上がり、繰り下がりを理解するには、どうしても数カードが必要になるのですが、一人1人に用意するのに大変苦労するところです。
今回、スクールタクトに出会って、それが簡単にできることが分かりました。
私が今回作ったのは、次のようなワークシートです。
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数カードは、自由に移動できるように設定しました。
5 配布する
右上の「配布」を押すと、一斉に小3の「誰でも」が受講できるようになります。子供たちは、全科目▼
を押して、「算数」にした後、「受講コードで参加する」を押して、コードを入力することで、参加します。
あとは、スクールタクトをクラスで使っているようにすればよいです。評価も同じようにできます。
6 今後は
これが分かったことで、算数少人数指導の工夫が広がります。
例えば、授業の初めに簡単なテストを行うこともできます。印刷する必要がありません。
また、次のような発展コースの問題を出すことができます。実際、やってみて子供たちは夢中になって取り組むことができました。
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