教員の働き方改善・改革案13
問題意識から解決策へ
問いをもち、自ら解決しようとする児童を育てることが求められています。
教員も働き方についてまず問題意識をもち、声を上げるようになってきました。
しかし、単に早く帰れでは、何ら解決になりません。業務が多すぎるのです。
どうしたら業務を能率化させるか、減らせるかという具体的な解決策を自ら考えなければならないのです。
今回の特集は、学級経営で、「PCに児童名を登録して事務作業UP」です。
今回の内容は、年度初めにやるのが一番効果的なのですが、もしやっていらっしゃらない場合は、事務作業UP間違いなしです。
席替え、チーム編成、メンバー作成など、児童名を使う作業はたくさんあります。いちいち名前をフルネームで打っていると、時間がかかります。その上、渡邊を渡邉にしてしまうように、児童名を間違えてしまったら、人権上の問題で作業がやり直しになることがあります。
そこで、素早く、正確に児童名を打つために、Windows 10のMicrosoft IMEで単語登録を行います。PCで使用する日本語に登録するので、WordやExcelでも使えるようになります。
(1) Excelで作成した名簿を開きます。
(2) ウインドウを小さくしておきます。
(3) タスクバーにある日本語を右クリックします。
もしも「A」となっていたのなら、クリックして
ひらがなの「あ」に変えます。
(4) 「単語の追加」をクリックします。
(5) 下のように出たら、ウインドウを並べ ます。
(6) Excelの児童名をドラッグしてから、右クリックをして、コピーします。
(7) 単語の登録の「単語」に貼り付けます。
(8) 「よみ」は、初めの2文字を当てて、「あめ」と入力します。
(9) 登録をクリックして、1人目の児童名が登録されました。
(10) 登録したものを削除したい時は、「ユーザー辞書ツール」をクリックします。
これで、ExcelでもWordでも「あめ」と入力するだけで、「雨宮 まこと」が出てきます。地味ですが、教員の働き方改革になると思います。
なお、これ以外でもやり方があるのですが、IMEのバージョンが変わり面倒になってしまいました。現在は、この方法が一番確実で早いと思います。
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